2021/07/29 23:53


こんにちは。ALL SEASONS COFFEEスタッフの辻です。
今回はコーヒーの抽出器具 AERO PRESS(エアロプレス)を紹介いたします。
使用しているコーヒー屋さんもたくさんありますよ〜✨


こちらがエアロプレス本体。
エアロプレスは今世紀に入ってから作られた、他の器具とくらべるとまだまだ歴史の浅い抽出器具。
「エアロプレス」という名の通り押し出される空気を利用して抽出します。


このように3つのパーツで構成されております。
画像左側では専用の丸いフィルターをセットしておりますが、
金属フィルターも販売されているそうです。


こんな感じで上から押し出す

作り方は、フィルター部分のパーツを下部にセットして粉とお湯を入れて1分程待ちます。
その際、専用のパドルを使用して粉とお湯を攪拌してあげます。
そして1分後、上からプレスしてコーヒーの出来上がりというわけです。
空気圧で押されて抽出されていく感じ、面白いし不思議な感覚になります。わくわくしますよ!


コーヒーの粉を浸漬させて空気圧で押し出して抽出。
フレンチプレスでもなくドリップでもなくエスプレッソでもなく。
エアロプレス」という新しいジャンルです。
今でこそ馴染みのある器具になっておりますが、
空気圧を利用するなんてかなり画期的ですよね。

そしてこのエアロプレス、抽出の自由度がかなり高く、
無限のレシピが存在するのです。

エアロプレス自体を逆さにして粉とお湯を入れ、抽出時にくるっと戻して抽出する
「インヴァート」という方式や、濃いめに抽出してからお湯で割る方式など。
世界大会もあるくらい超すごい器具なのです!!

そんな数ある無限のレシピ。
一旦試してみましょう。

...


~ レシピ ~
コーヒー豆 :15g , 中挽
お湯 :200ml
湯温 :91℃
浸漬時間 :1分

シンプルなレシピというのを念頭に、抽出してみました。
インヴァート(逆さ)ではなくスタンダート方式です。
インヴァート、絶対こぼすのであんまりすきじゃないです笑

使用する豆はEthiopia Karamo Washed
レモン、紅茶のような綺麗で繊細なフレーバーを持っています。
↓↓




手順1
粉を本体にセットし、お湯を200mlまでそそいでいきます。
そして、注ぎ終えたら付属のパドルで数回攪拌し、1分待ちます。
このパドル、持ちやすいです笑


手順2
1分経過したら再度パドルを使用して攪拌してあげます。
そして待望のプレスになります!!
30秒ほどかけてゆっくりプレスします。
コーヒーが空気圧に押されてサーバーへ落ちてきます。
これがとてもカッコいい!
プレスが完了したらコーヒーの出来上がり☕️


ちなみにこちらは抽出後のコーヒーかす。
空気圧で押し潰されているのが特徴的。
チャフ(薄皮)が上にに浮いてきてますね〜、軽いからでしょうか。
このまま三角コーナー目掛けてブンッてすれば簡単に捨てられますよ。


できあがったコーヒーはまるで紅茶のようなテイスト。
総じてバランスがとれていてすっきりと飲み干すことができました。
われながら豆の良さをとても引き出せたとおもいます〜

個人的にはエアロプレスは繊細なフレーバーを引き出すのが得意なんじゃないか?と思っております。
フレーバーを重視したい時、エアロプレスを使用することがしばしばあります。
さらに抽出する際もカッコよく、様になるし楽しいです!

...

いかかでしょうか、エアロプレス。
自由度が高く、シンプルで短い時間でコーヒーの出来上がり。
他の器具とくらべると歴史の浅い抽出器具とはいえ、
これほど普及しているということは間違いないということ。

濃いめに抽出してお湯で割るとどんなテイストなんだろう?
ステンレスのフィルターで抽出したらどうなるんだろう?

とても夢が広がる器具でした!!!