2021/08/11 10:50
こんにちは!ALL SEASONS COFFEEスタッフの辻です。
今回は、近年コーヒー屋さんでもよくみかける「ORIGAMI ドリッパー」を
ご紹介いたします!
ORIGAMIさんといえば、ドリッパー以外もラテボウルや、
さまざまな形のマグカップがあり、その形状によって
口あたり、フレーバー、香りなどを感じやすくなるカップなど。
コーヒー好き御用達の日本のメーカーです!
そんな素敵なORIGAMIさんから出ている「ORIGAMI ドリッパー」。
独特な形をしています。
円錐形でギザギザしていますね。
穴の大きさも大きい。
初めてお見かけした時はめずらしいなぁと思いました。
使用する時はこのようなドリッパーを支えるホルダーが別売りであるので
こちらをサーバーにセットしてから本体を乗せる形になります。
ギザギザだけどどんなフィルター使えばいいんだよ!
って思ったのですが、ORIGAMIさんのHPによると
円錐用とウェーブ用のフィルターに対応している、とのこと。
↑円錐フィルター装着
↑ウェーブフィルター装着
実際に装着してみるとこのような感じ。
円錐フィルターもピッタリ。
特にカリタウェーブ用のフィルターをセットした時には
ドリッパーのギザギザとペーパーのウェーブがピッタリです!
ORIGAMI ドリッパーのとてもよいところは、色の展開が尋常じゃないところです!
画像にあるものはネイビーですが、レッド、オレンジ、イエロー、パープルetc...
まさに折り紙のように好きな色が選べるのが楽しいですね!
しかも全部かわいい色合いなところが素敵✨
ドリップするのがたのしくなりますよね!
もう1つ、このドリッパーの特徴は、とにかく抽出が早いです笑
特に円錐フィルターを使用した時にはものすごい速さでお湯が落ちていきます。
店舗で使用しているカリタウェーブと同じようにドリップしたときに
薄くてペラペラな味わいになったことがあります。
うまいこと調整が必要だなぁと思いました。
一方、ウェーブフィルターを使用した場合はカリタウェーブより少し早いという印象。
バランスよく抽出できる、といったイメージが個人的にあります。
扱いやすいのはこちらではないでしょうか、と思っております。
どちらにしてもフィルター1つ変えるだけでこれほどまでに違うものになるのかぁ、と。
ものすごく自由度が高いドリッパーですよね?一石二鳥!
実際にドリップしてみましょう!
...
~ レシピ ~
コーヒー豆 :15g , 中細挽
お湯 :240ml
湯温 :90℃
フィルター :ウェーブ
今回はウェーブフィルターを使用しました。
甘さとフレーバーを出すのが狙い目。
また、抽出時間が早いため蒸らしを含めて4投で抽出してみました。
使用する豆はEthiopia Karamo Washed。
レモン、紅茶のような綺麗で繊細なフレーバーを持っています。
ゆっくりではなく早く抽出してあげるとおいしくなる印象があるため、
ORIGAMIドリッパーで美味しく淹れてあげましょう☕️
↓↓
1投目(蒸らし)
90℃前後のお湯を円を書くようにコーヒー全体に渡り切るように50g注ぎます。
注ぐと同時にタイマーをスタートさせます。
今回は甘さを出してあげようと思い、軽くドリッパーをスピンさせました。
2投目
30秒経過したらスケールが120gになるように注いでいきます。
3投目
1:00 程経過したらスケールが180gになるように注いでいきます。
4投目(最後)
1:30 程経過したらスケールが240gになるように注いでいきます。
落ちきったら抽出完了。
豆や焙煎度合いにもよりますが2:30手前あたりで抽出完了。
いい感じです!
香りがすでにダージリンティーのようです!
味わいは、程よいボディ感。甘さを感じられます。
紅茶を彷彿とさせるフレーバーでした。
とても美味しいです!
ドリッパーを揺すってあげたり投数を4投にしてあげることによって
甘さやボディ感を演出することができました〜
...
いかがでしょうか、ORIGAMI ドリッパー。
同じドリッパーでも2種類のフィルターを使用することにより
全く別物になります。
クリアな味わいでバチバチにフレーバーを出したいぜ!!
なら、円錐フィルター。
いやいや、全体的にバランス取れているのがイイでしょう!!
なら、ウェーブフィルター。
皆さんはどちらでコーヒーをいれますか?