2021/04/01 00:10


こんにちは!

ALL SESONS COFFEE の辻です!


以前、店舗で使用しているドリッパーである

カリタさんの「ウェーブドリッパー」をご紹介致しました!


ウェーブが独特! 〜カリタ ウェーブドリッパー〜

https://allseasons.official.ec/blog/2021/02/10/094446


今回は店舗で使用しているウェーブドリッパーでどのようにドリップしているのかを紹介いたします!

家でどう淹れたらよいか分からない...という方、是非参考にしてみて下さい!


〜用意するもの〜

・コーヒー粉(中細挽・15g

・サーバー(またはカップ)

・ウェーブドリッパー

・ケトル

・お湯(90℃前後)

・はかり

・タイマー



まずフィルターをドリッパーにセットして湯通しさせます。器具を温めるのとフィルターの紙臭さを取り除くという理由があります。


ドリッパーとサーバー内のお湯を捨てたら中細挽きにしたコーヒー豆を15gセットし、スケールの重量を0にします。

また、平にするためにドリッパーを揺すります。




1投目(蒸らし)

90℃前後のお湯を円を書くようにコーヒー全体に渡り切るように35cc注ぎます。

注ぐと同時にタイマーをスタートさせます。


2投目

30秒経過したらスケールが120ccになるようにゆっくり注いでいきます。


3投目(最後)

1:001:15経過したらお湯がドリッパーから落ち切る前に、スケールが240ccになるまで注いでいきます。

お湯が落ちきったらコーヒーの出来上がり!

ドリッパーを外しましょう。

だいたい2分半程で落ち切ると良い感じです!




お湯の温度、豆のグラム、注ぐお湯の量など、いちいち計っている理由は、

味わいの再現性を高めるためです。

適当な量でドリップして「めっちゃうまい!」ってなっても「あれ、どうやって淹れたんだっけ、、」

となってしまいます。

とくにお店の場合は何度もドリップするため、そうなっては毎回味わいが異なってしまいますよね。

そのため、レシピという数値に落とし込むのです。



レシピを固定した場合、味わいに一番重要となるのが豆の挽目になると思います。

もしこのレシピで淹れてみて「あれ??おいしくないぞ💢」となりましたら

挽目を変えてみてください。


薄い、弱い→挽目を細かく

濃い、強い、えぐみ→挽目を粗く


ざっくりですが、こんなかんじ。

挽目を細かくすると成分がお湯にとけこみやすいのです。

何度か試してみるとビシッと決まる時がきます!

また、既にお店で粉に挽いてもらっている場合は使用する豆のグラム数を増減させて

調整できるので試してみてください。


他にも、お湯の温度、注ぐお湯の量、蒸らし時間の増減、注ぎの回数、etc...

味わいをコントロールできる要素はたくさんあります。

コーヒーは自由なのです。

こうしたらフレーバーがでた!美味しくなった!などなど、

自分流のレシピを作っても楽しめますよー!!

美味しいコーヒーをドリップできたら、うれしいですよ!✨



ちなみに、豆によってはお湯が落ち切る速さ全然違うことも。

当店のコロンビアはめちゃくちゃ早く落ちます、、、2分かからないくらい。

ドリップし終わってプリンをくりぬき始めたらいつの間に落ちきっております🍮